2021年04月13日(火) 記事No.2337
2021年04月06日(火) 記事No.2336
2021年04月03日(土) 記事No.2335

畳床の断面図(横から見た)です。
ケナフボード入りでポリスチレンフォームの入っていないオールボード入りの畳床です。
ケナフボードは、非木材資源として注目される一年草ケナフを
原料として、接着剤を一切使用しない環境と人間に優しい
建材ボードです。
ケナフはアオイ化ハイビスカス属の植物で、春に種をまくと、
秋に収穫出来る一年草の植物です。
タタミボードとはタタミボードは、畳床の材料となる板の事です。
タタミボードは木質チップ、未利用部分(木材のとれない端材などを利用)
を原料に作られます。原料(木のチップ)を蒸し、細かく砕いたものを、
紙を漉(す)くのと同じ要領でボードの形に整えます。
畳加工サイズに切断され、
畳の基礎となる、床(とこ)の部分が作られていきます。
当店の今一押し商品です。
2021年03月26日(金) 記事No.2334

今日は畳の下の荒床の張替えをしました。
荒床材がコンパネでしたので、カビが生え、フカフカでした。
コンパネを剥がします。
既存の土台、床束、大引き(縦の角材)、根太の状況はOK。
根太の本数を増やします。
畳の調湿作用の為。
荒床は杉の荒板(無垢)。
午前中に荒床張替終われたので、午後から新畳制作。
夕方納品出来ました。(写真は撮り忘れ)
今回は前日準備していたのと、朝早くから作業させていただいたので、出来ました。
通常は2日間の作業です。
床束とは床の構造の一部。大引から垂直に地面に下ろし、束石を通じて床の荷重を地面に伝える部材です。
大引とは、根太を支えるために、水平に渡される部材のこと。木造の床組の部材。
木造住宅の床で、床板の下に渡した根太と土台の間にわたされる構造材。土台の上に大引きが配され、その上に根太が渡され、さらに床板を支えるという順番に施工される。根太とは垂直に配置される。一般に、大引きは、およそ90cm間隔で土台の上に渡され、およそ9~12cm角の角材が使用されることが多い。
根太(ネタ) 床板を支える為の大引きまたは梁に直交方向に掛け渡された角材
2021年03月24日(水) 記事No.2333
2021年03月20日(土) 記事No.2332
2021年03月17日(水) 記事No.2331

写真はイグサの田んぼです。
皆さんが目にする畳の表面は畳表、その畳表はイグサという植物を織り上げて作られています。
イグサ(イグサ科、イグサ属)、学術的には『イ』といい、日本全土に自生する多年草です。畳表に使われるのは、『イ』の栽培品種で、コヒゲといいますが、一般的にはイグサと呼ばれています。野生の『イ』は20から60cmぐらいまでしか育たないのに対し,イグサ(コヒゲ)は200cm前後まで育つものもあり、その長さや、なんといえない香りが畳表に適しています。刈り取る時期は、暑い時期でもあるので過酷な重労働です。イグサは灯心草とも呼ばれ、江戸時代には茎の部分で灯明用に灯心を作ったり、薬用として乾燥させ煎じて飲むなど、一般生活に欠かせない必需品でした。現代ではイグサに含まれる豊富な食物繊維などが注目され、健康的な野菜として粉末にしてお茶にしたり料理に入れて、食べられるようになりました。
我が家でも植木鉢で育てていたイグサ穂花から発芽して庭のあちこちにイグサが生えて来ています。イグサの生命力に感心します。
ちなみに花言葉は『従順』です。
2021年03月09日(火) 記事No.2329