- 2016年06月 の記事一覧
- 2016年06月26日(日) 記事No.2178 県証糸
- 2016年06月20日(月) 記事No.2177 いぐさ
- 2016年06月14日(火) 記事No.2176 木の伐採
- 2016年06月09日(木) 記事No.2175 Wラジカセ
- 2016年06月05日(日) 記事No.2174 草刈り
- 2016年06月02日(木) 記事No.2173 イグサで縄
2016年06月26日(日) 記事No.2178
2016年06月20日(月) 記事No.2177

写真はイグサの田んぼです。
皆さんが目にする畳の表面は畳表、その畳表はイグサという植物を織り上げて作られています。
イグサ(イグサ科、イグサ属)、学術的には『イ』といい、日本全土に自生する多年草です。畳表に使われるのは、『イ』の栽培品種で、コヒゲといいますが、一般的にはイグサと呼ばれています。野生の『イ』は20から60cmぐらいまでしか育たないのに対し,イグサ(コヒゲ)は200cm前後まで育つものもあり、その長さや、なんといえない香りが畳表に適しています。刈り取る時期は、暑い時期でもあるので過酷な重労働です。イグサは灯心草とも呼ばれ、江戸時代には茎の部分で灯明用に灯心を作ったり、薬用として乾燥させ煎じて飲むなど、一般生活に欠かせない必需品でした。現代ではイグサに含まれる豊富な食物繊維などが注目され、健康的な野菜として粉末にしてお茶にしたり料理に入れて、食べられるようになりました。
我が家でも植木鉢で育てていたイグサ穂花から発芽して庭のあちこちにイグサが生えて来ています。イグサの生命力に感心します。
ちなみに花言葉は『従順』です。
2016年06月09日(木) 記事No.2175
2016年06月05日(日) 記事No.2174