2014年08月29日(金) 記事No.1990
イグサは世界の湿地に自生し、約300種あるとされています。
(イグサ(イグサ科、イグサ属)、学術的には『イ』といい、日本全土に自生する多年草です。畳表に使われるのは、『イ』の栽培品種で、コヒゲといいますが、一般的にはイグサと呼ばれています。)
日本で、イグサの利用の始まりは弥生時代で、現在のような住まいの敷物としてではなく、遺体を包んで埋葬したり、古墳時代には遺体や副葬品(鉄器や、銅鏡等)を包む梱包材料として使われていたようです。
世界ではオリエント遺跡でも同じようなものが見られたようです。
この時代のイグサの織物はムシロみたいな物で、その折方は現在の畳表のような経糸が表に出ないものとそのこのような織り方との2種類でした。
古墳時代以降に有力な支配層の住居に寝室のような寝所が作られるようになり、その床の敷物としてムシロ、イグサの編み物が使用されていきます。
このイグサの敷物に現在の畳のような畳表に畳床が付きはじめたかは正確には分かりませんが、
奈良時代の正倉院に薦(こも)を重ねてイグサの筵(むしろ)をかぶして、錦の縁(現在の畳縁の原形)をつけたものがあります。
平安時代には貴族の住まいの建築様式である寝殿造に座具や寝具としての置き畳として使われていたことが絵巻物などで見ることが出来ます。
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