2007年07月09日(月) 記事No.248
賃貸物件の多くや、新築でも予算のないものは熊本産畳表(無着色)の5番(イグサの長さ110cm以下)を使いますが、それは当店と不動産会社と建設会社の決め事で、入居者には伝わっていないことも多いです。
かえって安いと思われたくないため余計な説明はしてほしくないようです。(取り扱い説明等はおいていきます)
そこでごくたまに指摘されるのが、畳表が全体的に青くなく、端が白っぽい気がするとの指摘です。P2090052.jpg

イグサを刈り取って泥染めをし、乾燥させて束にしたものです。
下の白い部分が根に近いほうで、上のほうに行くに従い青々としています。
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これは畳表織機といい、畳表を織り上げる機械です。
イグサを交互に差し込み織っていくことで畳表になります。
なので、イグサの短い5番(価格的に安い)畳表は白い根の部分が際立ちやすいのです。
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1番(イグサの長さ130cm以上)と5番(イグサの長さ110cm以下)の畳表を比べたものですが、見た目がこれだけ違います。
一般消費者が畳が端まで青々としてるイメージがあるとしたならば、5番に違和感を感じるかもしれません。

今現在一般的市場に出ている畳表の5番の多くは中国産が主で、着色や、農薬の問題があるのもあります。
私はほとんど熊本産を使っているのですが、生産者の中には5番が安いから(お金にならない)と手を掛けずに見た目のあまり良くないものもあります。そして中国産の中にも無着色で残留農薬の検査もしてあり、へたな国産より良質なものもたくさんあります。
70901.jpg

今日貰った中国産のパンフですが、無着色で生産にもこだわってる事が載っていました。
上級品や高級品は国産のほうがまだまだ質は良いですが、
価格的には中国産に負けている現在、
中国産の質が上がれば、さらに国産が危機的になるのではと心配してます。
畳屋も生産者も安いから手を掛けない、仕方ないではなく、どんな商品も大事にしていかなければと思います。

畳表のランクの違い

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